石狩市におけるペットの飼育数と飼育率について、最新の住民基本台帳(世帯数)と一般社団法人ペットフード協会の最新公表値(全国推計係数)を基に算出した推計結果をまとめます。
2026年2月公開時点(2026年1月末現在)での石狩市の人口は56,757人、世帯数は28,763世帯です。これを基に推計すると、犬が約3,300頭、猫が約4,300頭となり、猫の飼育数が犬を約1,000頭上回る結果となりました(いずれも全国平均係数による推計)。
この記事では、石狩湾に面した海辺の環境や、緑苑台などのニュータウンに見られるゆとりある住環境がペットライフに与える影響についても補足します。これからペット関連の事業を検討されている方や、地域の飼育実態を知りたい方はぜひ参考にしてください。
目次
石狩市のペット飼育数と飼育率の推計結果
石狩市の世帯数(28,763世帯)をベースに、最新の全国「飼育世帯率」および「平均飼育頭数」を掛け合わせて算出した推計結果は以下の通りです。
| 項目 | 犬(Dog) | 猫(Cat) |
|---|---|---|
| 推定飼育世帯数 | 約2,445世帯 | 約2,422世帯 |
| 平均飼育頭数/世帯 | 1.36頭 | 1.78頭 |
| 推定総飼育頭数 | 約3,300頭 | 約4,300頭 |
数字から読み解くポイント
- 1) 犬の飼育世帯数が猫をわずかに上回る
推計では犬の飼育世帯数が猫を僅差で上回りました。石狩市は花川・緑苑台など戸建て中心の住宅地が広がるエリアがあり、犬を飼いやすい住環境の家庭が一定数あることがうかがえます。 - 2) 猫は「1世帯あたりの飼育頭数」が総数を押し上げる
飼育世帯数は拮抗していますが、1世帯あたりの平均飼育頭数が多い猫が、総数では犬を大きく上回りました。冬の強風・地吹雪などで屋外活動が制限されやすい季節があることも、室内中心で暮らせる猫が選ばれやすい背景の一つとして考えられます(※あくまで推測)。
算出根拠と計算ロジック
今回の推計値は、以下の公的データおよび業界団体の最新指標を用いて算出しています。
使用したデータと計算式
基礎データ
石狩市の総世帯数:28,763世帯(2026年1月末時点 住民基本台帳)
参考指標(一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」最新公表値)
犬の飼育世帯率:8.50%
猫の飼育世帯率:8.42%
1世帯あたりの平均飼育頭数:犬1.36頭、猫1.78頭
計算式
推定飼育世帯数 = 石狩市総世帯数 × 飼育世帯率
推定総飼育頭数 = 推定飼育世帯数 × 平均飼育頭数
推計における注意点
この数値は全国平均の係数を石狩市の世帯数に当てはめた推計値です。石狩市は花川・緑苑台などの住宅地と、厚田・浜益などの漁村・農村エリアを含んでおり、地域によって飼育スタイル(室内中心か、屋外中心か等)に差がある可能性があります。
石狩市特有の飼育事情と傾向
データだけでは見えてこない、石狩市ならではの地域事情を補足します。「海」と「風」、そして「広さ」が、ペットライフにも影響しやすいエリアです。
1. 「あそびーち石狩」と海の散歩
石狩浜海水浴場(あそびーち石狩)は、シーズンによって人出が多い一方、海辺の散歩スポットとしても知られています。犬連れの場合はリード着用・排せつ物の持ち帰りなど、周囲への配慮を徹底しましょう。
2. 冬の季節風と室内ケア
石狩湾からの強い季節風や地吹雪は、冬の散歩の大きな障害となります。冬期間は散歩時間を短くし、その分室内での運動量を増やすなど、季節に合わせた工夫が求められます。
3. ニュータウンの庭・敷地を活かした暮らし
緑苑台など計画的に整備された住宅地では、敷地にゆとりがある住まいも見られます。自宅敷地内での運動・遊びを取り入れやすい点は、犬との暮らしにとってメリットになり得ます。
今後の予測と市場分析
現在のデータと生活動線を踏まえると、石狩市では以下のようなニーズが伸びる可能性があります。
車移動を前提とした「まとめ買い・ワンストップ需要」
車移動が中心になりやすい地域特性から、フード・日用品・ケア用品をまとめて購入できる導線や、トリミング等とセットで使えるサービスの利便性が評価されやすいと考えられます。
高齢化の進行に伴う飼育支援ニーズ
住宅地によっては高齢化が進み、通院・散歩・フード運搬などの日常サポートや、飼育継続が難しくなった場合の相談窓口(保護活動・譲渡との連携等)の重要性が高まる可能性があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 石狩市で犬の登録手続きはどこでできますか?
石狩市では、石狩市役所環境課、各支所市民福祉課、市が案内する一部の動物病院、狂犬病予防の集合注射会場などで手続きができます。年1回の狂犬病予防注射と注射済票の交付が必要です
Q. はまなすの丘公園に犬を連れて行けますか?
はまなすの丘公園は海浜植物等保護地区を含む自然度の高い公園で、車両侵入や植物採取など生態系に影響する行為が禁止され、木道を中心に散策する形になります。ペット同伴の可否や最新ルールは時期・運用で変わることがあるため、事前にヴィジターセンター等へ確認するのが確実です。
石狩は「海風」と共に暮らす、自然と住環境が共存するエリア
石狩市のペット飼育状況(推計)について要点をまとめます。
- 石狩市の推定総飼育頭数は犬約3,300頭、猫約4,300頭
- 犬の飼育世帯数は猫より僅差で多い一方、猫は多頭飼育傾向で総数が上回る
- 海辺の散歩スポットや木道散策など、自然環境を活かしたペットライフが可能
- 冬の強風・地吹雪を見越した室内運動やケア設計が重要
石狩市は、北海道らしい雄大な自然と、整備された住環境が共存するエリアです。どうみんライフでは、今後も地域の特性に合わせた情報発信を続けていきます。
執筆:どうみんライフ