自然の恵みと暮らす街|帯広市でかなえるのびのびとしたペットライフ

北海道十勝地方の中心都市である帯広市は、雄大な十勝平野に広がる自然豊かな街です。
広い公園、整備された遊歩道、ドッグラン、動物医療機関など、ペットとの暮らしを支える施設が充実。
都市としての利便性を保ちながら、ペットとともにゆったりと暮らせる環境が整っています。
この記事では、帯広市の基本情報からアクセス、おすすめの散策スポット、住まい情報までをまとめてご紹介します。

帯広市の概要

十勝川沿いに広がる帯広市は、農業・酪農の拠点であり、道東の商業・交通の中心地としても発展してきました。
自然に囲まれた住環境と都市機能が融合し、ペットと過ごすのに理想的なまちづくりが進められています。

  • 面積:619.34km²
  • 人口:159,865人
  • 世帯数:90,382世帯

出典:帯広市公式HP(2025年7月1日時点)

アクセス情報

帯広市は、鉄道・空路・高速道路が整備され、道東や札幌圏への移動がしやすい交通の要所です。

  • 鉄道:JR根室本線(帯広駅)
  • 空港:とかち帯広空港(市街地から車で約30分/約35km)
  • 高速道路:道東自動車道 帯広IC・音更帯広IC(札幌まで車で約2時間)

十勝と帯広の違い

十勝と帯広は、しばしば同一視されがちですが、厳密には異なる地域を指します。十勝は北海道東部に広がる大きな地方名で、十勝平野を中心に自然豊かな農業地帯が広がっています。

気候は比較的晴天が多く、酪農や小麦、豆類、ジャガイモなどの栽培に適しており、日本有数の食料基地として知られています。また、十勝川温泉やガーデン観光など、自然を活かした観光資源も豊富です。一方、帯広は十勝地方の中心都市で、行政・経済・交通の拠点として発展しています。帯広駅を中心に商業施設や医療機関が集まり、十勝全域の暮らしを支える役割を担っています。

帯広はまた、「豚丼」や「スイーツの街」としても有名で、観光客を惹きつけています。つまり、十勝は広域の地方名であり、帯広はその中核都市という関係です。十勝の豊かな自然と農業を背景に、帯広は都市的な利便性と文化を発展させており、両者は補完的に地域の魅力を形作っています。

ペットと楽しめる帯広市のおすすめスポット

自然豊かな帯広市には、ペットと一緒に楽しめるスポットが数多くあります。おでかけや日常の散歩にぴったりの場所を紹介します。

グリーンパーク

約8haの芝生広場と豊かな緑に囲まれた広大な公園。近くには動物園や美術館もあり、週末のおでかけに最適です。

北海道立十勝エコロジーパーク

キャンプや自然体験が楽しめる大型自然公園。ペットとのびのびとした時間を過ごせます。

十勝川河川敷遊歩道

十勝川沿いの自然散策路。四季の景観とともに、リード付きでのんびりとした散歩が楽しめます。

なつぞら公園ドッグラン

道の駅に併設された無料ドッグラン。小型犬・大型犬のエリアが分かれており安心。

イオン帯広店

フードや日用品、トリミング用品まで揃う大型売場。ショッピングのついでに便利です。

帯広畜産大学 動物医療センター

大学附属の高度医療対応動物病院。夜間診療や専門診療に対応し、信頼性の高い医療を提供。
住所:帯広市西13条南9丁目(帯広競馬場内)

帯広市の住まい事情:ペット可物件情報

帯広市では、ペットと暮らせる住環境が整っており、家賃相場も比較的抑えられています。

  • 1LDK家賃:約7.2万円

  • 2LDK家賃:約11.1万円

  • 4DK家賃:約12.5万円

※データ:SUUMO 2025年7月時点

ペット共生型マンションや戸建て賃貸も増えており、駐車場付きや庭付き物件も豊富に揃っています。

帯広市の行政情報

犬の登録

  • 登録手続きをすると、「鑑札」と「門標」が交付されます。
  • 鑑札は首輪につけ、門標は家の入口等の見やすい場所に貼ってください。
  • 登録手数料は3,000円です。
  • 対象となる犬…生後3カ月(91日)以上の犬

登録は、帯広市環境課、大正支所、川西支所のほか、下記動物病院でも行うことができます。

帯広市の犬の登録と狂犬病予防注射済票の交付手続きができる動物病院一覧 

予防接種

令和7年度狂犬病予防集合注射のお知らせ(大正・川西地区)(終了)

  • 日程:令和7年5月7日(水曜日)~5月9日(金曜日)

飼い犬・猫がいなくなったとき

迷い犬・猫の情報が入る場合がありますので、飼い犬・猫がいなくなったときは、下記に連絡してください。

帯広市役所環境課 / 電話:0155-65-4136
十勝総合振興局 生活衛生課(帯広保健所) / 電話:0155-27-8701
帯広警察署 / 電話:0155-25-0110

ペットがなくなった場合

ペットは、飼い主の責任において「動物霊園」などで葬ってください。
また、帯広畜産大学では、病理解剖など学生実習に用いるために、犬と猫のご遺体の寄付を受け付けています。

詳しくは、こちらのページをご覧ください

適正飼養を守って飼育しよう

犬猫の適正飼養に関しては、こちらの記事をご覧ください

マイクロチップの装着についてはこちらの記事をご覧ください


参考:帯広市役所HP

帯広市で実現する理想のペットライフ

雄大な自然と都市の便利さが調和する帯広市は、ペットと共にのびのびと過ごせる理想的な街です。
公園やドッグラン、医療機関やトリミングサロンなど、必要なインフラも身近に揃い、安心して暮らすことができます。
広めの住まいがリーズナブルに手に入る点も魅力で、郊外ならではのゆとりあるライフスタイルが実現可能です。
これからペットとの暮らしを始めたい方にも、すでに一緒に生活している方にも、帯広はおすすめのエリアです。

 

執筆:どうみんライフ