札幌の犬連れ観光モデルコース!在住者が教える季節別プランとカフェ事情

札幌での犬連れ観光は、計画次第で満足度が大きく変わります。札幌は「大通公園」のような都市型スポットと、「モエレ沼公園」のような広大な自然スポットが車で30分圏内に共存しているのが特徴です。

結論から言うと、札幌観光の拠点は「円山(まるやま)エリア」か「郊外の大型公園」に絞るのが正解です。中心部の繁華街(すすきの等)は人混みが多く、愛犬にとってはストレスになる可能性が高いため、基本的には避けるか、車での移動をおすすめします。

この記事では、札幌在住の編集部が、実際に愛犬と回ってよかったルートと、季節ごとのリアルな注意点をご紹介します。

【王道】緑とアートを楽しむ「モエレ沼公園」コース

札幌に来たら絶対に外せないのが、世界的な彫刻家イサム・ノグチが設計した「モエレ沼公園」です。ここは単なる公園ではなく、公園全体がひとつの彫刻作品として設計されています。

午前:モエレ沼公園を散策

所要時間:2〜3時間
ポイント:
とにかく広大です。一周するだけでかなりの運動量になります。
シンボルである「ガラスのピラミッド」内部はペット不可ですが、外観をバックにした写真は最高に映えます。
人工の山「モエレ山」はリード付きで登山可能です。頂上からは札幌市内を一望できます。

注意点:
日陰が少ないため、真夏の日中は避けてください。早朝か夕方がおすすめです。

午後:サッポロさとらんど

移動:モエレ沼公園から車で約10分
ポイント:
農業体験ができるテーマパークです。
広大な芝生エリアがあり、のんびり過ごせます。
併設の「サツラク」でソフトクリームを購入し、外のベンチで愛犬と休憩するのが定番です。

【洗練】おしゃれカフェと散歩「円山・北海道神宮」コース

札幌の高級住宅街である円山エリアは、ペットフレンドリーな街として知られています。

午前:円山公園〜北海道神宮への参拝ルート

ポイント:
円山公園には、原始林(天然記念物)が隣接しており、リスや野鳥に出会える豊かな森の散歩道があります。
北海道神宮の境内は、リード着用であればペットの通行が可能です(建物内は不可)。
※神宮のルールは変更されることがあるため、必ず現地の立て札に従ってください。

ランチ:円山エリアのカフェ

このエリアには、テラス席ペット可、または一部店内可のカフェが点在しています。
駐車場がないお店も多いため、円山公園周辺のコインパーキングに車を停めて、散歩しながらお店を探すのがスムーズです。

午後:大通公園で記念撮影

移動:円山から車で約10〜15分
ポイント:
テレビ塔を背景に写真を撮るなら「西3丁目〜4丁目」エリアがおすすめ。
ベンチが多く、休憩しやすいです。
とうきびワゴン(4月下旬〜10月上旬)で焼きとうきびを買って、公園ランチも楽しめます。

【雨の日・冬】屋内で楽しむ・雪遊びコース

札幌は1年の半分近くが雪、または雨の日もあります。悪天候時の避難場所を知っておくと安心です。

ジョイフルエーケー屯田店(北区)

ポイント:
北海道最大級のホームセンターです。
ペット専用カートに乗せれば、広大な店内を一緒に回れます(食品エリアなど一部除く)。
ペットコーナーの充実度がすごく、北海道土産として「エゾシカのおやつ」などを購入するのに最適です。

国営滝野すずらん丘陵公園(冬の雪遊び)

ポイント:
夏は美しい花畑ですが、冬は「滝野スノーワールド」としてオープンします。
ゲレンデの一部エリアでは、愛犬と一緒に雪遊びやスノーシューを楽しめます。
入園料がかかりますが、その分管理が行き届いており、トイレや休憩所も綺麗です。

札幌で犬連れ観光をする際の重要な注意点

札幌ならではの、見落としがちなリスクとマナーについて解説します。

融雪剤(塩化カルシウム)に注意

冬から春先にかけて、道路の白くなっている部分は「融雪剤」が撒かれている可能性があります。
肉球に付着すると炎症(化学熱傷)を起こします。
冬のアスファルトを歩いた後は、必ず足を洗うか、犬用の靴を履かせてください。

キタキツネとエキノコックス

札幌市内、特に円山公園やモエレ沼公園でもキタキツネが出没します。
キツネが触れた水や草に寄生虫(エキノコックス)がいる可能性があります。
水たまりの水を飲ませない、草むらに顔を突っ込ませないよう徹底してください。

公共交通機関のルール

地下鉄・路面電車(市電)・バス:
基本的に「持ち運び用のケース(頭まで隠れるもの)」に入っていれば乗車可能です。
スリングや抱っこだけでは乗車拒否されます。
大型犬はタクシーも含めて利用が難しいため、レンタカー移動が基本となります。

よくある質問(FAQ)

Q. 札幌中心部ですすきの周辺を散歩させても大丈夫ですか?

A. おすすめしません。特に夜は人通りが激しく、路上のガラス片や嘔吐物などの誤食リスクが高いです。散歩をするなら、少し離れた中島公園の方が安全で快適です。

Q. ジンギスカンを犬と一緒に食べられるお店はありますか?

A. 非常に少ないですが、テラス席限定のお店や、ケージ利用で個室OKのお店がいくつか存在します。ただ、煙や油ハネがすごいので、犬にとっては負担になることも。焼かれた肉をテイクアウトし、キャンプ場や公園で食べるスタイルも人気です。

Q. 札幌の公園はどこでも犬を入れて良いですか?

A. 一部禁止エリアがあります。例えば「大通公園」のイベント開催期間中(オータムフェストなど)は、食品衛生上、会場内へのペット同伴が規制される場合があります。また、子供の遊具広場(砂場など)は基本的に立ち入り禁止です。

エリアを使い分けて快適な札幌旅を

札幌の犬連れ観光モデルコースについて解説しました。

  • 初めてなら「モエレ沼公園」は必須
  • おしゃれに過ごすなら「円山エリア」
  • 雨の日は「大型ホームセンター」が意外と楽しい
  • 冬の散歩は「融雪剤」対策を忘れずに

札幌は都市機能と自然が近い、非常にペットと暮らしやすい街です。マナーを守って、愛犬と一緒に美味しい空気と景色を楽しんでください。

北海道の犬連れ観光モデルコース!在住者が教えるエリア別プランと移動の注意点

執筆:どうみんライフ