北海道・札幌での移動に欠かせないタクシー料金が、この冬から上がります。さらに、約60年ぶりに「冬期割増(2割)」を導入する事業者もあり、ペットと一緒に乗れるタクシー(ペットタクシー/ペット同伴対応車)も、メーター運賃が上がれば総額が増える可能性があります。
目次
いつから?どのエリアが対象?
国土交通省 北海道運輸局の公表資料によると、新運賃の実施日は2025年12月17日(水)。対象は、札幌交通圏(札幌市・江別市・石狩市※旧厚田村/旧浜益村を除く・北広島市)+小樽市です。
これまで「旧札幌A地区」「旧札幌B地区」で運賃が異なっていましたが、今回の改定で運賃の一本化も行われます。
何がどう変わる?
普通車の上限運賃(目安)は次の通りです。
- 改定後:初乗り 1.05km/600円、加算 272m/100円
- 改定前(旧札幌A地区):初乗り 1.28km/670円、加算 241m/80円
一見すると「初乗りが安くなる」ように見えますが、初乗り距離が短くなるため実質値上げだと説明されています。
冬はさらに「2割増」になる時間帯が増える
注目点が「冬期割増」です。北海道運輸局資料では、12月10日〜翌年3月26日に冬期割増(2割)を適用できるようになるとされています。
- これまで通り 深夜・早朝(22時〜翌5時)の割増はある
- ただし、その深夜・早朝に「冬期割増がさらに上乗せ」されるわけではない
- 深夜・早朝“以外”の時間帯や、距離の運賃部分が2割割増になり、2026年3月26日までの措置
つまり、日中の移動でも「冬は高くなる」期間が長くなる、ということです。
※迎車料金の扱いは会社・配車方法で異なるため、アプリ配車/電話配車の条件を事前に確認するのが安心です。
ペット同伴タクシーも「上がる可能性が高い」
ペット同伴対応のタクシーは、一般的に「通常のメーター運賃+オプション(ペット同乗料、ケージ貸出、清掃費等)」の組み合わせになりがちです。
そのため今回の改定で、
- メーター運賃が上がる(実質)
- 冬期は日中も2割増になりうる
という条件が重なると、ペット同伴タクシーの総額も上がりやすいと考えられます(※ペット関連の追加料金自体を値上げするかどうかは事業者次第)。
飼い主が事前に確認したいチェックリスト(札幌の冬は特に)
- 冬期割増の有無(日中も2割増になるか)
- 迎車料金の条件(無料/固定/距離連動など)
- ペット同乗ルール(ケージ必須か、抱っこ可か、体格制限)
- 追加料金(同乗料・清掃費・待機料・キャンセル規定)
- 雪の日は到着が遅れやすいので、余裕を持った予約(特に通院・空港・イベント帰り)
まとめ
札幌圏のタクシーは2025年12月17日から運賃改定。初乗り金額は下がって見えても距離が短くなり、実質値上げされます。
さらに冬は、事業者によって日中も2割増になり得るため、ペット同伴の移動も含めて「今までの感覚より少し高い」を前提に、冬期割増の有無と迎車料金をチェックしておくのがおすすめです。
参考文献:
国土交通省 公式HP
執筆:どうみんライフ