江別市のペット飼育数と割合は?犬猫の実態をデータで推計

江別市におけるペットの飼育数と飼育率について、江別市の住民基本台帳(人口・世帯数)と、一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」の全国平均指標を用いて推計しました。

令和7年(2025年)9月1日現在、江別市の人口は117,832人、世帯数は60,029世帯です。この世帯数に全国平均の係数を当てはめると、江別市の推計飼育数は犬が約6,900頭、猫が約9,000頭となり、猫の飼育数が犬を約2,100頭上回る推計結果になりました。

この記事では、野幌森林公園に代表される豊かな自然環境や、酪農学園大学附属動物医療センター(紹介制の二次診療)にアクセスしやすい環境など、江別ならではの特徴がペットライフに与えうる影響も補足します。これからペット関連の事業を検討されている方や、地域の飼育実態を知りたい方はぜひ参考にしてください。

【結論】江別市のペット飼育数と飼育率の推計結果

江別市の世帯数(60,029世帯)をベースに、全国の世帯飼育率および平均飼育頭数を掛け合わせて算出した推計結果は以下の通りです。

項目 犬(Dog) 猫(Cat)
推定飼育世帯数 約5,100世帯 約5,050世帯
平均飼育頭数/世帯 1.36頭 1.78頭
推定総飼育頭数 約6,900頭 約9,000頭

数字から読み解くポイント

推計結果から読み取れるポイントは次の通りです(※推計値に基づく解釈です)

  • 犬・猫の飼育世帯数はほぼ同水準
    (犬約5,100世帯、猫約5,050世帯)
  • 一方で、猫は1世帯あたり飼育頭数が多い(1.78頭)ため、総頭数では猫が上回りやすい
  • 江別は札幌近郊で居住環境の選択肢が広く、犬猫どちらのニーズも一定規模で成立しやすい可能性がある

また、江別市は人口が緩やかに減少する一方で、世帯数は前年同月より増えており(例:令和6年9月1日→令和7年9月1日)、飼育のベースとなる「世帯」の規模が一定程度保たれている点も特徴です。

算出根拠と計算ロジック

今回の推計は、以下の公的データと業界団体の全国平均指標を用いて算出しています。

使用したデータと計算式

基礎データ(江別市 住民基本台帳)
・人口:117,832人(令和7年9月1日現在)
・世帯数:60,029世帯(令和7年9月1日現在)

参考指標(一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」主要指標)
・犬:世帯飼育率 8.50%/平均飼育頭数 1.36頭
・猫:世帯飼育率 8.42%/平均飼育頭数 1.78頭

計算式
飼育世帯数 = 江別市総世帯数 × 世帯飼育率
総飼育頭数 = 飼育世帯数 × 平均飼育頭数

推計における注意点

本記事の数値は、全国平均の係数を江別市の世帯数に当てはめた推計値であり、行政が把握する登録数や実数と一致するとは限りません。市街地・郊外・農地が混在するため、住環境(戸建比率、ペット可物件、転入出、世帯構成など)により実態は上下します。

江別市特有の飼育事情と傾向

データだけでは見えてこない、江別市ならではの地域事情を補足します。「広大な自然」「大学・獣医療」「住環境」が、ペットライフにも影響を与えています。

1. 「野幌森林公園」と自然環境

江別市は札幌近郊でありながら、道立自然公園「野幌森林公園」(面積2,053ha)など大規模な自然に近い立地です。散策の魅力が大きい一方、エリアによっては犬の連れ込みが禁止されていたり、犬の散歩が可能な区域が限られるため、現地ルールを確認して利用する必要があります。

2. 酪農学園大学と高度獣医療へのアクセス

江別市には酪農学園大学があり、附属動物医療センターは、開業動物病院から紹介される重症例や難治性疾患に対応する二次診療施設として運営されています。万が一の病気や怪我の際に、高度医療へつながる導線がある点は、飼い主にとって安心材料になり得ます。

3. 札幌近郊の「庭付き一戸建て」選択肢

大麻や文京台、野幌エリアなどでは、居住環境の選択肢が広く、ペットと暮らす前提で住まいを選びやすい傾向があります。庭や周辺の散歩環境を重視する家庭にとって、札幌近郊の選択肢として検討されやすいエリアです。

今後の予測と市場分析(仮説)

「ペット共生型」住宅・サービスの需要

通勤圏でありつつ自然が近い立地は、ライフスタイルの変化に応じて「ペット前提の住まい選び」や関連サービスの需要が増える可能性があります。

シニア層と飼育支援

高齢化が進む地域では、飼育継続が難しくなった場合の相談・預かり・見守りなど、支援サービスのニーズが顕在化しやすいと考えられます。

よくある質問(FAQ)

Q. 江別市で犬の登録手続きはどこでできますか?

登録は、市内の予防注射実施動物病院、または市役所で受け付けています。

Q. 野幌森林公園で犬を放してもいいですか?

いいえ。安全面・保全面からも、犬を放す行為は避けてください。また、記念施設地区では犬の連れ込みが禁止されているエリアがあり、散歩可能区域も限られます。必ずルールに従い、リード着用とフンの持ち帰りなど基本マナーを守りましょう。

江別は「自然」と「獣医療アクセス」が揃う近郊エリア

江別市のペット飼育状況について解説しました。要点は以下の通りです。

  • 江別市の推計飼育数は犬約6,900頭、猫約9,000頭
  • 野幌森林公園など大規模な自然環境がある一方、犬の利用ルールはエリアごとに確認が必要
  • 酪農学園大学附属動物医療センターなど、高度医療につながる導線がある
  • 札幌近郊として、住環境の選択肢が広くペットとの暮らしを設計しやすい

江別市は、自然環境と都市近郊の利便性を両立しながら、ペットと暮らすための条件を整えやすいエリアです。どうみんライフでは、今後も地域の特性に合わせた情報発信を続けていきます。

 

執筆:どうみんライフ